日本医療の特徴 【看護師の知識】

現在の日本の医療には4つの特徴があります。

大きく分けると、診療を「受ける側の2つ」と、「診療する側の2つ」の特徴があります。

1:国民皆保険制度

この制度は1991年に制定されましたが、それ以前は3000万人(当時の国民の約3割)の方が医療保険を持たない無保険者でした。
ですから、医療機関は無保険者の患者から治療代を回収するという本来の業務以外の仕事に追われ、とても医療に集中できる環境ではありませんでした。

2:フリーアクセス( Free access)制

「フリーアクセス制」とは、保険証を携帯していれば(または確認できれば)、日本中のどこの医療機関でも保険が適応された診療ができます。
国民は受診先を自由に選択できるということです。

そして、診療をする側の特徴

3:自由開業制度

医師免許さえあれば、診療所をどこで何科を開業しても良いという制度。(病院の開設には制限される事項があるため診療所と同じではない)

4:診療報酬体系が出来高払い中心

すべての医療行為の価格が国によって決められ、国から医療費の全額を医療機関に支払われるという仕組み。

国民皆保険が整備されてからは、保険給付分の支払いは国から行われるため、治療代の回収に追われるという本末転倒なことはなくなりました。

それどころか、現在では医療機関が「経営が赤字だ」と声を上げれば、日本医師会が中央社会保険医療協議会で医療報酬の料金改定をし、料金の値上げをすることもできます。

しかし、それは日本経済が右肩上がりの時の話。経済環境が減速している今日では、国家財政がひっ迫していることが診療報酬体系にも影を落としています。

2002年4月の診療報酬改定では過去初めてのマイナス改定、2005年4月にはゼロ改定となりました。診療報酬改定に頼ってきた医療機関は、大きな曲がり角に立たされることになったのです。



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